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ハローワークの求人票に男性・女性・年齢の区別がなく求人情報がわかりにくい(上辺だけの男女雇用機会均等法は要らない)

 ハローワークの求人票に男性・女性・年齢の区別がなく求人情報がわかりにくい

 

求人を出す場合には男女雇用機会均等法に従って男性・女性の区別なく求人を出すルールになっています。

実際に企業側が男性でも女性でもどちらでも優秀な人がいれば採用するつもりがあるのなら、それでもよいのですが実際には企業としては、男性にやってもらいたい仕事か女性にやってもらいたい仕事かを求人を出す前の段階で決めてしまっていることがほとんどです。

 

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求人内容が内勤業務で給料が20万円程度だと男性を求めているのか女性を求めているのか求職者からすると微妙なところですが、そういう企業に女性が応募しようとすると、学歴や職歴を聞く前に「その仕事は男性にやってもらいたいから女性の募集はしていない」などと企業側から断られることがあります。

 

 おそらく企業としても本当は男性社員募集などと記載したかったのだと思いますが、男女雇用機会均等法があるため、男女の区別をすることができなかったようなのです。

 

正に上辺だけの男女雇用機会均等法です。 

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こういったことがあると女性の場合はいかにも女性向けの求人である「受付業務・一般事務・営業事務」の募集の中からくらいしか探すことが出来なくなります。

 

男女共にそれなりに求人の多い「経理事務」の場合には幹部候補生の男性社員を求めているケースもありますから、求人募集に記載された給料が高い場合には、女性は敬遠せざるを得ず給料の低い求人の中から探す必要が出てきてしまいます。

 

また、男性・女性の区別の他にも年齢で区分することも出来ないようになっていますが、実際には企業側は採用したい年齢層というものがあります。

 

ただ、法律や多くの人にチャンスを与えるためにそういった区分を求人票でできていないために、求職者の中にはハローワークで無駄な時間を過ごしてしまう人もいるのも事実です。

 

  

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求職者・企業・ハローワークの担当者の手間を増やしているだけ

杓子定規に法律を振りかざすことで、求職者や企業そしてハローワークの担当者の手間を増やすだけになっているように感じます。

 

それならば「男性社員希望」「20代希望」などと記載した方が、ミスマッチもなく仕事の斡旋もできると思うのです。企業側も体力のある20代の男性を採用したいのに、かぼそい50代の女性が応募してきたのでは手間ばかりかかりますし、求職者である50代の女性からしても迷惑な話でしかありません。

 

理想では男女や年齢の区別なく企業側に求人募集をしてほしいということにはなっていますが、企業側も利益を追求する以上、求めている人材と著しく違う人達が応募してくると困るというのが事実なのです。

現状では、上辺だけの男女雇用機会均等法で男性・女性・年齢の区別のない求人票しかなく求人情報(本当に求める人材)をよりわかりにくくしているいるように感じます。

 

仕事内容に体力を要する場合や深夜残業が多い企業ではとてもじゃありませんが50代の女性が20代の男性と同等に働けるとは思えません。もちろん自分の体力に自信もあって能力も高い50代の女性であれば採用される可能性もありますが、50代でそういった方は少ないと思います。

 

  

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求人票を作る際の企業側の努力

私は企業側として求人票を出す場合には、仕事内容などを細かく記載することによって、男性向けの仕事内容か女性向けの仕事内容かを求職者にわかるような求人票を作っていましたので、男性向けの仕事に女性が応募してくることもなく、女性向けの仕事に男性が応募してくることも1度もありませんでしたが、求人募集をする立場であった私は求人票を作るたびに複雑な気持ちでいました。

 

自分が求職者の立場であっても男性・女性・年齢の区別は努力義務に留めて、ハッキリと区別してくれた方が無駄な労力を使わずに自分にマッチする企業を見つけられると思うのです。

 

 

上辺だけの男女雇用機会均等法なら要らない

男女雇用機会均等法と言っても、実際に社会に出て働いてみると男女の雇用が均等ではない事がはっきりとわかります。

明らかに同じ仕事をしていて能力も同等である場合には男性よりも女性の方が昇進のタイミングが遅れます。

女性だから残業が少なくても許されるということもありませんが、同じ職種でも給料体系からして女性の方が低い企業がほとんどです。

 

それが日本の多くの企業の現実です。

結局上辺だけの男女雇用機会均等法なら必要ないのです。

 

少なくとも無駄に求職者に手間をかけさせるだけの制度なら要らないのです。

ハローワークの求人票に男性・女性・年齢の区別がないのは本末転倒な制度にしか思えません。

  

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