ブラック企業には一刻も早く退職願いを出した方が良い!
法律では退職願いを出してから最短で2週間後に退職してもいいことになっていますが、多くの会社には退職願いは退職希望日の1か月以上前に提出するといった会社規定がありまます。
しかし実際には1か月前に退職願いを出しても会社の都合で引き留められて6か月以上引っ張られることもありますし、ブラック企業の場合は最悪のケースとして会社が辞めさせてくれないという事態も発生してしまいます。
大企業や多くの従業員を抱えている中小企業ならば辞めたあとでさらに条件の良い会社に転職するのは難しくなりますから、よく考えてから退職願いを出した方がいいのですが、ブラック企業については少々強引なやり方を選んででも早急に辞めた方がいいです。
ブラック企業においてはほぼ従業員を洗脳しているような状況で、中には恫喝まがいの行為を行って利益を出している企業もあるようです。
そういったブラック企業では従業員を安月給でサービス残業ばかりさせてコキ使っているケースが多いのです。酷いところでは正社員募集と謳っておきながらいざ応募すると個人事業主の扱いにされたりして月給も10万円程度しかないこともあるそうです。
こういったブラック企業は「社員は皆家族同然だ!」と常々洗脳しているらしく辞めようとすると
「家族や仲間を見捨てるのか!」
「お前なんかどこ行っても勤まらないぞ!」
などと罵倒されることもあるようです。
罵倒されても引き留められても、条件の悪い会社で何年も働いても、給料は安い上に心身共に削られていくだけですから一刻も早く辞めた方が良いです。
今は人手不足とも言われているのでブラック企業で安月給で早朝から深夜まで働いている20代30代ならば辞めても現状よりはいい会社に入れるでしょうし、40代であってもどこかしらに就職できる可能性が高いです。
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ブラック企業に退職願いを出しても辞めさせてくれそうにない時は退職代行サービスがおすすめ
理屈が通じるような経営者でないときは退職する時にも一苦労してしまいます。
本来なら退職は円満に引継ぎ等の責任もしっかり果たすべきではあるのですが、それはまともな会社での話です。
安いお金で従業員をこき使うブラック企業にはそんな温情は必要ないでしょう。
特に退職願いを出しても辞めさせてくれそうにもない会社や、もう上司の顔も見たくないような場合は退職代行サービスのご利用をおすすめします。
退職代行サービスは便利
退職代行サービスを使えば、その代行会社が自身の勤めている会社に代わりに電話して退職の意思を伝えてくれます。
その後は自身の勤めていた会社から郵送で離職票等の退職関連書類が送られてきますから、電話で直接上司や経営者に退職理由等も一切説明さえしなくていいそうです。
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退職代行サービスは費用はかかるが、あと腐れがない
本来は冒頭に書いたように会社の規定に従って、円満に退職するのがベストですし、引継ぎ業務もきちんと行うべきではあります。
しかし、法を守らないようなブラック企業には一般的な常識など通用しませんし従業員の尊厳など守ってなどくれませんから、夜逃げ同然にでも会社を去ることも考えなければなりません。
退職代行サービスを利用すれば費用はかかりますがあと腐れなく辞められますから、利用者にとってはメリットがあります。
それに円満退社であっても寿退社以外は辞める側は退職願いを出した後、退職までの1か月間ほどは会社に居づらいものですし、引継ぎ業務で半年位引っ張られるケースもあるのですから、退職代行サービスを利用して電話で退職の意思を伝えてもらった段階でもう会社に行かなくて済むのなら余計なストレスがかかりません。
退職代行サービスの費用について
日本初の退職代行サービス「EXIT」(イグジット)を利用した場合の退職代行費用ですが正社員とアルバイトで違いがあります。
退職代行費用
■正社員・・・5万円
■アルバイト・パート・・・3万円
費用について安いと取るか高いと取るかは、会社の待遇や自身の置かれている状況にもよると思いますが、興味のある方は一度ご覧になって下さい。
ブラック企業を退職しても転職先はある
ブラック企業で長時間労働をしている人は自分では冷静な判断ができなくなってしまうことも多いそうです。
そのことから「この会社を辞めても転職できないのでは?」と考えがちですが、長時間労働を強いられる安月給の正社員や個人事業主扱いで採用されているのならば、バイト・パート・派遣社員の方がまだましです。
人手不足の介護業界や飲食業界なら若い世代はもちろん50代以降でもバイト・パートならば採用してくれるケースがほとんどで、そこから正社員登用されることもあります。
ブラック企業で働く人ほど根性があり頑張りすぎる傾向にあります。
心身に支障をきたし、うつ病になるくらいなら、一刻も早くブラック企業から抜け出した方が将来の自分自身の為にもなります。
どうか元気な内、冷静な判断ができる内に決断してください。
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