こんな会社辞めてやる!会社辞めたい時にすぐやるべき事
会社員を長く続けていると誰でも1度くらい「もうこんな会社辞めてやる!」という気持ちになったことがあるのではないでしょうか?
しかし短気は損気です。
一時の気の迷いかもしれませんし、会社自体がブラック企業などの深刻な状態でなければ怒りに任せて早まってはいけません。
しかし、自分の本気度を見極めるためにもすぐに行動に移すべきこともいくつかあります。
こんな会社辞めてやる!会社辞めたい時にすぐやるべき事は退職願いを書く事と転職活動を始める事
それは退職願いを書くことと水面下で転職活動をすることです。
退職願いを書くだけで気分がスッキリする!
とりあえず退職願いを書いてみることで、すぐに提出せずとも書くだけでどこかスッキリした気分になります。
「こんな会社いつでも辞めてやるんだ!」と心の中だけでもしっかり強気になれます。
退職願いの書き方はこちらのサイトをご覧ください。
退職前に転職先を探す必要がある!その理由はお金
いくら「こんな会社を辞めてやる」と思っても、より良い転職先の求人がなければ無職の状態が長く続いてしまうことになりかねません。
勤続年数等にもよりますが自己都合退職の場合には失業保険は最短で90日分(約3ヶ月分)しかもらうことはできません。しかも支給されるまでに3か月は待たされますからその間の生活費が賄えなくなる状況に陥る可能性もあります。
もちろん実家暮らしで2年以上遊んで暮らせるだけの貯金があれば当分は無職でもどうにかなるでしょうが、奥さんや子供などの扶養家族が居たり、独身でも一人暮らしであれば毎月の家賃や食費の出費だけでも大変な金額になってしまいます。
健康保険料や年金につきましても会社員の間は会社が半分出してくれていまして、自己負担分は給料から引き落としされていますから、それほどの負担は感じないでしょうが自分で全額払うとなるとなかなか大変なものがあります。(ちなみに国民年金は1年分で20万弱になりまして国民健康保険は収入に応じて変わりますが年間数十万円は必要です)
また市民税や所得税も収入に応じて給料から毎月天引きされていますが、会社を辞めたら自分で数十万円支払わなければならなくなります。(市民税は均等割に加えて前年度の収入に応じて決められる所得割という計算がありまして、この部分がかなりの出費になります。)
私が退職したのはもう随分前なのでうろ覚えですが、所得税と市民税だけでも50万円以上は払ったと思います。
会社の給料も総支給額から毎月10万円近く税金や社会保険料として天引きされていた記憶がありますが、会社を辞めたらその後収入がなくても前年の年収に対して計算されますから退職の翌年の出費はとにかく多く、お金が湯水のごとく飛んで行きます。
ですので安易に会社を辞めてしまうと大変なことになるので、最低でも1年は生活できるだけの蓄えを備えておいた方がいいです。
スポンサーリンク
転職サイトをチェックして登録
転職サイトに登録し今より条件がよく働きやすい会社が多数あれば退職願いを提出することも現実味を帯びてきます。
■まずは転職情報サイトのリクナビに登録してみましょう⇒
■リクルートエージェントなら条件の良い非公開求人が多数あります⇒【リクルートエージェント】
但しこれらは絶対に会社にバレないようにすすめてください。
とりあえず準備だけをすすめてみて、そうすることで気が収まれば今まで通り何事もなかったように勤めればいいですし、転職の決意がはっきりと固まるまでは準備は慎重に行う必要があります。
退職の決意が固まるまでは会社の同僚や上司には辞めたい事を絶対に相談してはいけない
飲みの席でお酒が入るとつい会社の愚痴をこぼしたくなるものですが、家族や友人に相談するならまだしも会社の同僚や上司には退職の決意が固まるまでは絶対に退職の意思を示さないようにしましょう。
会社の同僚などに話すとどこで話がもれるかわかりませんし、転職活動がすぐに上手くいくとは限りません。
そうすると退職はずっと先になる可能性もありますから、そうなってしまった場合は会社に居ずらくなり仕事がやりにくくなってしまうからです。
スポンサーリンク
転職活動をする利点
転職活動をすることで、心に余裕ができ今まで勤めてきた会社や自分の事も冷静に客観視できるようになってきます。
転職先でのやりがいや条件を見極めてみて良ければ転職しても構いませんし、今の会社より劣る場合には転職は見送って、また心機一転今の会社で頑張ってみようという気になることもあります。
実際私もそんな人を何人も見てきました。結局転職せずに元の会社で10年以上勤めている人もいれば今勤めている会社で定年まで勤めあげた人もいます。
隣の芝生が青く見える事は誰にでも経験があると思いますが、転職活動をすることで、今勤めている会社の良さを改めて知る人達がいることも事実です。
とにかく短気を起こさないで計画的に粛々と進めていくことに越したことはありません。
スポンサーリンク