優良企業に転職したい場合はハローワークよりリクナビが有利【採用側の本音】
基本的に大企業の場合は新卒採用ではリクナビを使うことが多いと思いますが、地方の支店や営業所で中途採用の募集をする時はリクナビと同時にハローワークでも求人を出すことがあります。
その際にそれなりの給料を提示すれば1度の募集で両方から数十人の求人の応募があるのですが、採用する側からすると似たようなレベルの学歴・職歴であった場合にはリクナビで応募してきた人を採用する傾向にあります。
今回はその理由や採用側の本音を書いていきます。
リクナビで応募してきた人を採用する理由
地方の支店や営業所で中途採用をする場合は、本社の人事部を通さずに地方の支店長・営業所長のみが採用の判断をすることもあります。(もちろんこの場合にも最終的に人事にも採用の報告はしますが、決定権は当面一緒に働くことになる地方在住の責任者にあるということです)
採用の決定権のある地方在住の支店長や営業所長の年齢層は主に40代から50代になります。
この年代の方は割と堅実ですから、そもそも次の転職先を決めないまま会社を辞めて失業状態になってしまう計画性のない人間は最初から避けようとします。
地方在住の支店長や営業所長の考え
40代から50代の地方在住の支店長や営業所長の考えは概ねこのような感じです。
■リクナビの応募者・・・次の転職先が決まってから今勤めている会社を辞めようとしている慎重な人
■ハローワークの応募者・・・もう既に会社を辞めてしまって失業状態に陥っている無計画な人
もちろん失業者の皆様も理由があって会社を辞めているのですから、失業者の全員が全員無計画ではないのですが、大企業の支店長や営業所長がこのようなイメージを持ってるのは確かです。
リクナビで応募してくる人は能動的で仕事に対しても前向きな印象
また、リクナビで応募してくる人は少なからず自分から情報を取りに行こうとする前向きで能動的な良い印象もあります。
リクナビで応募してくる人はある程度パソコン操作ができる
最近は稟議書でも各種申請書でも全てインターネット上で行いますから、IT関連企業でなくてもExcel他最低限のパソコン操作は必須となっていますが、リクナビの場合はwebサイトで応募してきますから、ある程度のパソコン操作ができる事もわかります。
ハローワークよりもリクナビ応募者の方が印象が良く有利
ハローワークにももちろん優秀な求職者はいるのですが年代によっては受動的であったりパソコンがあまり得意ではない人が応募してきたりすることもありますから、最初の段階でリクナビで応募してきた人の方が雇う側からすると圧倒的に印象が良いのです。
当然履歴書での書類選考の後には企業によって一般常識やIQテストが待っていますので、どちらから応募してきてもそれらはクリアしなければならないのですが、経歴などに遜色がなかった場合はリクナビ応募者の方がイメージがいいので、面接で通りやすくなるのは確かです。
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リクナビの方が優良企業の求人が多い【求職者の立場として】
前述しましたように稀に大企業でも支店・営業所の勤務の場合には地元のハローワークに求人を出すこともありますが、ハローワークに求人を出すのは圧倒的に中小企業や零細企業が多くなります。
その点、リクナビには大企業や優良企業の求人も多くあります。
例外もありますが日本の会社は主に企業の規模が大きければ大きいほど福利厚生や給料面が優遇されるようになっています。
少しでもいい会社に転職したければ給料が多く年間休日120日以上ある完全週休2日制の規模の大きい会社を選ぶべきなのです。
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まとめ:ハローワークよりリクナビの方が転職に有利
以上のような理由で転職希望者はハローワークから応募するよりリクナビから応募する方が有利により大きな企業に転職できる可能性が高まります。
転職希望者はハローワークだけではなくリクナビも利用してみて自分の目で実際に比較してみましょう!