地方で給料の高い会社に就職する方法
同じ職種であれば少しでも給料の高い会社で働きたいものですが、地方では優良企業といえども都心の大企業に比べると給料が低いのが現状です。
これは新卒でも中途採用でも言えることですが、やはり都心部の大企業と比較しますと全く同じような仕事内容であったとしても地方の中小企業になると給料水準がグンと下がります。
そこで今から地方で給料の高い会社に就職する方法をご紹介していきたいと思います。
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東京に本社のある会社の地方の支店や営業所に入社する
地方で給料の高い会社に就職する一番確実な方法は、東京に本社のある会社の地方の支店や営業所に入社することです。
都心に本社がある会社は基本的に給料水準が高い
東京に限らず大阪や名古屋でも構いませんが、都心に本社がある会社の方が基本的には給料水準の高い会社であることが多いです。
社員数の多い会社の方が待遇がよく福利厚生が優れている可能性が高い
従業員数が多ければ多いほど労働組合などもしっかりと機能していますから待遇が良い会社であるケースが多いと判断できます。
ただし規模が大きすぎる会社は基本的に新卒しか採用しないというケースも多いですから、中途採用の場合には従業員数が数百名規模の会社が狙い目になります。
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地方の中途採用で給料の高い会社に就職するなら従業員数300人以上の会社が狙い目
従業員数が300人を超える会社でしたら、ある程度給料水準は高く完全週休二日制の会社も多くありますから、地方の中小零細企業に比べるとかなり待遇は良いと考えられます。
従業員数が数百名規模の会社でしたら、地方の支店や営業所から直接転職エージェントやハローワークに求人が出る事も多いので、そういった時に応募のタイミングが合えば就職できる可能性は高くなります。
また、このくらいの規模の会社の場合には前職の給料を考慮した上で採用時の給料をアップしてもらえたり、転勤に対する本人の希望などについても聞いてもらえることもあり、転勤を望まない場合には融通を利かせてくれるケースも多くありますから東証一部上場の大企業よりも働きやすい場合もあります。
地方に本社のある優良企業か都心に本社のある優良企業
地方出身者が大学進学のために上京し大学卒業後は地方に戻り就職先を地元で探すというパターンも結構ありますが、そういった場合には転勤のない地方の優良企業を選ぶことも一つの選択肢ではありますが、東京に本社のある会社の地方の支店や営業所に入社するという方法もあります。
ただ地方の支店や営業所の場合には、営業成績が不振だった場合には事務所閉鎖になる可能性もありますから、絶対に安泰とも言えないのですが、本人が優秀であった場合には近隣の都道府県に転勤させてもらえる可能性もありますから、地方の中小零細企業に就職するよりは安定感もあり、生涯賃金も高くなります。
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給料の高さや社員の平均勤続年数は就職や転職の基準となる
会社の人間関係や雰囲気などは入社してみないとわかりませんので就職や転職の際の基準にするにはかなり不確実な要素となってしまいます。
その点、給料や賞与・社員の平均勤続年数・年間の休日数などは前もってネットなどで調べる事が可能ですから、よく調べた上で少しでも条件の良い会社を探してみる必要があります。
年間休日数が120日以上ある会社は概ね福利厚生が充実している場合が多いです。
社員の平均勤続年数が著しく短い場合には、入社した社員の定着率が低いということになりますから問題のある会社の可能性が高いため、そういった会社の場合にはいくら給料が高くても就職先や転職先としてはおすすめすることはできません。
給料が高ければ納める年金も高く老後も安心
年収が高いということは生涯賃金も高くなる訳ですから、当然毎月の給料から納める厚生年金も高くなりますので、将来の年金支給額も高くなります。
もちろん年金の受給額は年を追うごとに段々と悪くなってはいますが、それでも納める年金が高い方が、老後にもらえる年金額も上がりますから、将来の事を考えても少しでも給料の高い会社に就職しておいた方が老後に豊かな暮らしができるのです。
地方在住の女性の場合は紹介予定派遣の選択肢もある
大企業であれば女性であっても正社員であれば男性社員に準ずる給料をもらうこともできるのですが、地方の中小零細企業は正社員であっても女性の給料はかなり低いです。
ですから女性の場合でも地方で給料の高い会社に就職したければ地元の優良企業に就職するか、東京に本社のある会社の地方の支店や営業所に入社するかが選択肢になります。
ただし、かなり競争率が高くなりますから、タイミングよく大企業や優良企業に入れる確率は低くなります。
そういった場合には一旦、派遣社員に登録し大企業の紹介予定派遣として働いてみながら、正社員登用の機会を待ってみるというのも選択肢の一つになります。
責任のある立場で正社員として働きたいという場合には、中小企業に正社員として入社してみて、数年間勤務した後に転職時に大企業の求人を探すという方法もありますが、退職後にタイミングよく求人募集が出るかどうかわかりませんので、慎重に行動する必要があります。