仕事ができなくて辛い?実はその仕事が合っていないだけでは?
「仕事ができなくて辛い」と検索してこのブログに辿り着かれた方は、もう既に仕事が出来るようになる方法をいくつか実践されてきた上で、読みに来られた方ではないでしょうか?
もちろん、同じ間違いを繰り返してしまうような場合にはその原因を見つけたり自分でできる対策を施した方がいいでのですが、その分野の勉強をしつつ人よりも努力しているのにも関わらず、あまりも仕事ができなくてつらいと感じる場合には、気持ちを切り替えて自分に合う仕事を探した方がいいです。
多くの人の人生において仕事に費やす時間はとにかく長い
仕事って正社員なら最低でも1日8時間は働くわけじゃないですか?
残業の多い会社ならその倍の16時間以上働き続けることだってあります。
人は1日の半分~3分の1の時間を仕事に使っている
一日24時間として、多くの人がその三分の一から二分の一の時間を仕事に捧げていることになります。
こんなに長い時間を費やすことは会社の仕事以外にありますでしょうか?
ないですよね。
会社員であれば睡眠だって6時間~7時間取れればまだいい方じゃないですか?
世の中には睡眠時間3~4時間で下手したら起きてる間はずっと仕事をしているという人も存在します。
その仕事が生き甲斐のように楽しければそれでも構いませんが、その仕事が合わないとなると、もはや起きている間中の人生のほとんどが苦行でしかありませんよね。
少しでも自分に合う楽しく感じられる仕事を探した方が良い
だったら少しでも楽しく感じられる仕事・没頭できる仕事・熱中できる仕事・やりがいのある仕事をしたいですよね。
スポンサーリンク
企業の適正検査や採用方法は完璧ではない
遺伝子検査か何かで自分に合う仕事・合わない仕事がわかれば一番ストレスなく過ごせるのでしょうが、実際に就職する時って一般常識やIQテストや適性検査でふるいにかけられて、最後に2~3回面接して決まるっていうパターンが多いじゃないですか。
その適正検査や面接を通過して採用され、いざ仕事に就いてみると自分に全く合わないようなケースも出てくるんです。
実際、今成功している人や極めてIQの高い人達でも最初の就職先がどうにも自分に合わずに失敗の連続で2回3回と転職していくうちに自分に合う仕事を見つけられるケースもあります。
営業職が合わず上司に怒られる毎日からプログラミングで成功した男性
ある20代の男性の話です。
その男性は自他共に認めるコミュ力があったため新卒で営業職になったものの、体育会系の職場であったことから「声が小さい」「電話営業での積極性がない」などの理由で毎日上司から怒られていたそうです。
そうこうしている内に次第に仕事に行くのが嫌になり3ヶ月も経たない内に退職したそうです。
その後、人と関わる仕事そのものに嫌悪感を抱くようになって、独学でプログラミングを習得し現在はメールだけで仕事の受注を受け、それだけで生活できるまでになったそうです。
ミスが許されない職場と許される職場
例えば市役所に就職したとして、窓口業務を担当するとしましょう。それは市民にとっても大事な仕事ですし、守秘義務なども遵守しなければなりません。
しかし、その業務は利益を生み出す訳ではありません。仕事も完璧にできて当たり前とみなされ誰からも褒められることもなければ労われることもありません。
公務員なら倒産の心配もなく将来は安泰ですが、ミスでもしようものなら「税金泥棒」と言われることもあるでしょうし、本当は地域活性に関する仕事をやりたくて公務員を志願した人だったとしたら、窓口業務は合わないでしょうしやり甲斐を全く感じられず嫌になるでしょう。
アイデアを出したくてもそんなことは窓口業務では望まれるはずもなく、やる気をなくして仕事でもミスを連発し仕事ができなくて辛いと感じる人や実際に働いてみてそういう仕事をつまらなく感じる人もでてくるのです。
理解のある民間企業の営業職であれば人間関係さえ構築しておけば些細なミスなら許されることもありますし、失敗続きでもそのうちに大きな契約を取ってくれば今までのミスはまるでなかったことのように上司に褒められ労われたりもします。
民間は公務員のように将来安泰とは言えませんが、その方が伸び伸び働けるという人もいるのです。
伸び伸び働けた方が営業成績は伸びますし、市役所のように減点方式だと仕事ができない部分だけが目立ってしまいますが、加点方式の営業職ならミスの後に挽回できればそれを成長と捉えてくれることもあり、益々実力を発揮できるようになるでしょう。
また、上記のケースとは逆でアイデアを出すような仕事や営業職などの仕事は苦手でもコツコツと与えられた仕事をミスすることなく処理することが得意な人もいます。
スポンサーリンク
人によって得意不得意があり楽しいと感じる仕事は違う
黙ってコツコツやる仕事が好きな人もいれば人と話すのが楽しいと感じる人もいます。
人とコミュニケーション取るのがストレスに感じている人でも周りから見ると社交的に映っていたり、そのコミュ力を意外にも褒められたりすることもあります。
自分自身でさえも自分の得意不得意って意外とわからないこともあるんですよね。
苦手だと思っていたことが実際に何度かやっているうちに得意になったり、自分に向いていると思っていたことが実際は向いていなかったり。
それって自分では紺色や黒の洋服が似合うと信じ込んでいたものが、周りの人達から絶対にピンクが似合うと言われて着てみたら案外似合っていたみたいなものなんですよね。
だから営業なんて向いていない。自分には無理だって感じている人が意外と営業職に就いてみると上手くいく事もあるんです。
人と話すことに疲れたりストレスを感じたりする人は相手の事を考えすぎてしまう傾向にあるんですが、それゆえ人の嫌がる事は絶対にしない。結果、押しの営業ができないんです。
案外その方が人に信頼されたりするんです。
人と話すのが好きな人は、すごく適当だったりすることもありますから口先だけだったり、嘘も平気で付いたり、商品のデメリットは隠して強引に売りつけようとしたり、そんなことをやってしまうんですよ。
そんな人は営業成績も悪くなるのですが、そういう人はそもそも悲観的に考えませんし、周りの人がどう思っているかさえ考えないので「仕事ができなくて辛い」という思考にまずなりませんし反省もしません。
「仕事ができなくて辛い」と考えてしまう人は細かいことに気が付く人
「仕事ができなくて辛い」と考えてしまう人は、実は結構細かいことに気が付いてしまうタイプなのかもしれません。
何故なら仕事が出来なくても全く気にしない人も存在していて、そういう人は改善する気もなく、まずそのことを検索しようとさえしませんからね。
ですからよく気が付いてしまう人は、そういう気付きを活かせるような仕事を見つけられると天職になるかもしれませんし、今と全然違う職種に転職してみると案外自分に合う可能性もあります。
いきなり転職というのが不安な場合は休日などに興味のある仕事を少しの時間だけでもバイトとして働いてみたらいいと思います。
それで合うようなら転職すれば新たな職場で伸び伸びと働けますし、合わない場合はまた別のバイトをやってみればいいですし、悩んでいるくらいなら行動してみるといいですよ。
私の元同僚も昼は事務員・夜は接客業とか全く別の仕事を掛け持ちしている子もいましたし、正社員で営業しつつ休日にスポーツインストラクターのバイトをしていた人もいました。
その人達はお金の事よりも、異なる2つの仕事で自分の心のバランスを取っていたようでした。
中には、いきなり会社を辞めて転職し、事務員⇒営業になった人・事務員⇒接客業になった人・事務員⇒周りとコミュニケーションを取らずに黙々と働ける軽作業に従事した人もいましたけどね。
営業が合わなくて営業職⇒事務職になったり、営業職⇒SEになったりするケースもありました。
むしろ、大学卒業後新卒でずっと同じ会社・同じ職種に勤めている人の方が少ない気がします。
頑張っても思うように仕事ができず、それがあまりに辛いようなら、その仕事とは真逆の仕事をしてみるのも解決法の一つですよ。
スポンサーリンク